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開国博閉幕、余韻最後まで

社会 神奈川新聞  2009年09月27日 23:09

多くの観客に見守られて最後のパフォーマンスを見せた「ラ・マシン」=はじまりの森
多くの観客に見守られて最後のパフォーマンスを見せた「ラ・マシン」=はじまりの森

たくさんの笑顔と、名残惜しさと―。横浜開港150周年記念イベント「開国博Y150」の最終日は、秋の晴天に恵まれ大勢の人出でにぎわった。巨大クモ型ロボットのパフォーマンスや市民手作りのイベントなどを、訪れた親子連れらは最後まで満喫していった様子だった。

メーン会場の一つベイサイドエリア「Y150はじまりの森」(中区)では、肩車をされた小さな子どもたちが、クモ型ロボットのダイナミックなパフォーマンスを鑑賞。埼玉県から来た村田明仁さん(38)一家は「最終日と聞いて、慌てて来ました。クモを見られてよかった」

普段はすいている会場が大入りとなった最終日。グッズショップの男性店員は「もっと早く来てくれたらよかったな」と、複雑な表情を浮かべて笑った。

会場ボランティアをした高校1年の大道匡彦さん(16)=保土ケ谷区。現場の仕事を通して気付いた来場者の要望を運営側に伝え、改善につながったことがあった。「作り手に加わっている手応えを感じた」とうれしそうに話した。

一方、「つながり」をテーマに市民が180以上のプロジェクトを行ったヒルサイドエリア(旭区)にも、多くの来場客が訪れた。

人気だったのは、手づくりのおもちゃや積み木をそろえたコーナー。リーダー役の庄野紀明さん(59)=金沢区=は、親子連れがカラフルな積み木で遊ぶ様子を見ながら「子どもが楽しんでくれるのがうれしい。ほかのグループとつながりができたことも良かった。今回の経験は、人生の宝物」と笑みを浮かべていた。

この日は、エリア内の棚田で育てた米を使ったおにぎりが振る舞われ、市立中川西中学校1年の品川歩弓さん(12)=都筑区=は「今まで食べたおにぎりの中で、一番おいしかった。終わってしまうのは残念」と話した。

開国博の総合プロデューサーを務めた小川巧記さん(55)は、来場者とイベントを運営した市民との間に「つながり」が芽生えたことに「新しい市民活動の原動力になる。未来の横浜を生み出す力になってくれるはず」と期待していた。

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