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童謡「歌の町」誕生70年で冊子 三浦市民ら平和の願い後世に 

話題 神奈川新聞  2017年05月03日 19:53

 三浦市に縁の深い作曲家の小村三千三(1899~1975年)と作詞家で詩人の勝承夫(1902~81年)によってつくられた童謡「歌の町」の誕生70年を記念して、2人の功績などを紹介する小冊子が完成した。「小村三千三を偲(しの)ぶ会」が100部作成。同会は「2人の業績や曲に込めた平和を願う思いを伝えたい」としている。


小冊子を手にする「小村三千三を偲ぶ会」会長の松原安雄さん(左)と編集を手掛けた山口勝さん
小冊子を手にする「小村三千三を偲ぶ会」会長の松原安雄さん(左)と編集を手掛けた山口勝さん

 「歌の町」は児童福祉法が制定された47年に誕生。小村は同市出身で、勝とは市歌や三崎小学校愛唱歌、南下浦中学校校歌などを手掛けた。「歌の町」は市内で夕方に子どもたちに帰宅を促す防災行政無線のメロディとしても流れている。

 小冊子はA5判の48ページ。歌が誕生した当時の世相や2人の略歴、楽譜、78年に歌舞島公園(同市白石町)に歌碑が建てられた際の除幕式の様子、2人の没後に友人らがつづった思い出などが記されている。

 同会は「戦後の混乱期、子どもたちの平和を願ってつくられた歌。その背景や思いを後世に伝えたい」とし、「小冊子の内容は今後も随時補っていくので、参考資料や情報を寄せてほしい」と話している。小冊子は郷土資料館「チャッキラコ・三崎昭和館」(同市三崎)でも入手することができる。


小村と勝による作品の原稿などが並ぶ特別展=チャッキラコ・三崎昭和館
小村と勝による作品の原稿などが並ぶ特別展=チャッキラコ・三崎昭和館

 同館では5月14日まで、歌詞や楽譜の直筆の色紙、小村が愛用したステレオ、勝の詩集など約150点を紹介する特別展を開催している。午前10時から午後4時まで。入場無料。水・木曜休館。4日は開館し9日休館。

 問い合わせは、同館電話046(882)3156。


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