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高い防音技術開発で 文部科学大臣表彰 武紘一さん 厚木市長に報告

経済 神奈川新聞  2017年05月03日 16:45

開発した吸遮音材を手にする武さん
開発した吸遮音材を手にする武さん

 本年度の文部科学大臣表彰を受けた厚木市金田の中小メーカー「静科」の武紘一さん(76)が1日、市役所を訪れ、小林常良市長に報告した。

 表彰は科学技術分野の技術部門で「吸遮音性に優れた通気性サンドイッチパネルの開発」。武さんが開発を手掛けた高性能の防音パネル技術で2006年に特許登録、同社設立のきっかけにもなったという。

 同社によると、従来の防音材と比較して3分の1の厚さで同程度の性能を発揮できるのが特徴。発泡素材を蜂の巣状の構造にすることで強度が高まって薄型軽量化に成功した。騒音発生源対策として高速道路のジョイント部分や、東日本大震災の際には仮設住宅の簡易防音に使われるなど、用途を広げている。

 武さんは「50年余りの研究が評価されてうれしい。保育施設で使ってもらうなど社会が抱える騒音問題の解決に貢献していきたい」と感想を述べた。同社は14年6月に大和市から移転、量産体制を整えたという。

 小林市長は「厚木から国内外に向けて素晴らしい技術、製品を発信してほしい」とあいさつした。


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