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土地購入問題 平塚市長、謝罪のみで処分触れず/神奈川

政治行政 神奈川新聞  2013年11月27日 23:08

平塚市の落合克宏市長は27日、同日開会の市議会12月定例会で、ツインシティ計画に関連した土地投機の疑いが指摘された農地取得問題について報告、謝罪はしたものの、自らへの処分には触れなかった。処分表明がなかったことに市議や傍聴した市民からは「ペナルティーがないのは市長として不見識。正義に反する」「何らかの形で責任を取るべきだ」と批判の声が上がった。

落合市長は、市議時代の2010年に妻名義で購入した同市大神の農地約1千平方メートルについて、「法令違反はないと捉えているが、このまま土地を所有することは事業推進に支障を来すことも考えられる」と、購入時と同額で農家に売却する契約を結んだことなどを報告。「市民の皆さまに心配をかけ、混乱を招いたことを深くおわび申し上げる」とした。しかし、責任については「あらためて身を律して粉骨砕身する覚悟で職務に専念する」と述べるにとどまった。

市長の姿勢に市議からは「責任を一切取らずに逃げた。土地は返せばいいという話ではない。職員も見ている。倫理観がない」「自分のしたことの重大さが分かっていない」などと驚きの声が上がった。「法令違反はないので処分には至らないのでは」と市長の姿勢を容認する市議もいるが、今後の議会審議で責任問題が追及される見通しだ。

また、傍聴に訪れた市民団体「ひらつか自治体財政研究会」の鈴木俊彦副会長(77)は「給与削減など、いろいろな責任の取り方はある。少なくとも何らかの形で責任は取るべきだ。市民は納得できない」と憤った。

農地は、県や市が進めるツインシティ計画地内にあり、都市計画手続きの区域区分(線引き)の変更や土地区画整理事業が計画され、地価上昇の可能性がある。落合市長は投機目的での購入を否定し「同級生に頼まれ買った」と話していた。

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