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【動画】まるで透明人間が運転? 高速道路で世界初の自動運転実験/日産

経済 神奈川新聞  2013年11月25日 22:12

インターチェンジを走行する自動運転車、ハンドルが大きく右に切られている
インターチェンジを走行する自動運転車、ハンドルが大きく右に切られている

日産自動車は25日、ドライバーが運転操作をしなくても走行する「自動運転車」の実証実験を、さがみ縦貫道で実施した。ロボット産業の誘致・活性化に向けて県などが進める「さがみロボット産業特区」の取り組みの一環。日産によると、道路本線への出入りや車線変更など一連の走行を高速道路のインターチェンジ(IC)間で実験するのは、世界で初めて。

実験は、さがみ縦貫道の寒川南IC-寒川北ICの3・2キロの区間で実施。大きくカーブしたICの走行や高速道路本線への合流、低速車両の追い越しなどを自動で行った。

会見した日産の志賀俊之副会長は「日産は、自動運転車により、重大な事故をゼロとする持続的な車社会の実現を目指している。まさにその第一歩の日を迎えた」と語った。

試乗した黒岩祐治知事は「自動運転が一般化すれば交通事故が減っていくと実感できた。車そのものがロボットで、ロボットといえば『さがみ』ということを訴える有効な一日だった」と述べた。

日産は9月、実験車両が公道走行できるよう、ナンバープレートを取得。公道での実証実験を重ねて、2020年までの市販化を目指している。

まるで透明人間が運転しているかのよう-。自動運転車の助手席に座り、一般車が行き交う約3キロの道のりを試乗体験した。

日産自動車の自動運転車は、EV(電気自動車)のリーフをベースに開発された。複数のカメラやレーダー、センサーを搭載して360度周囲の状況を検知し、車に搭載された人工知能がハンドルやブレーキを制御する仕組みだ。

運転席には日産の開発担当者が座り、カーナビで走行ルートを設定。自動運転中、ドライバーはハンドルから手を浮かせた状態だが、不測の事態があればハンドルやブレーキ操作が可能な姿勢を維持していた。

一般道からETC(自動料金収受システム)のゲートをくぐり、ハンドルに取り付けられたボタンを押すと、自動運転の始まりだ。

徐行からだんだんとスピードを上げ、大きなカーブのインターチェンジに差しかかると減速し、自動でぐいぐいとハンドルが切られる。さらに加速して本線に合流した後は、前方を走る低速の車両を追い抜こうと車自身が判断、右ウインカーを出して制限速度内でスムーズに抜き去った。

また、車線変更しようとドライバーがウインカーを出した際は、自動運転車が右後方から接近してくる車を察知。車が通り過ぎるのを待ってから車線を変更する安全機能も披露した。

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