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前市長の請求棄却 藤沢市長発言で提訴/横浜地裁判決

社会 神奈川新聞  2013年11月23日 00:33

藤沢市長の発言などで精神的損害を被ったとして、海老根靖典前市長(58)らが藤沢市に1千万円の支払いを求めた国家賠償請求訴訟の判決が22日、横浜地裁であり、甲斐哲彦裁判長は「発言は違法行為とは言えない」として請求を棄却した。

同市は、市の依頼で市土地開発公社が購入した農地の買い取りについて、昨年7月に横浜地裁から「土地取得には必要性がない」などとして売買契約の差し止めを命じられた。判決後の記者会見で鈴木恒夫市長が関係者の刑事責任を追及する趣旨の発言をしたとし、海老根前市長と新井信行前副市長(66)が精神的損害を受けたと主張していた。

判決は、発言で言及された行為は「公共の利害に関する事実」とし、発言の目的も「公益を図ることにあった」と認定。農地取得に関して「前市長らを刑事告発するに足りる程度の理由が存在したのは明らか」とし、請求の理由はないと結論づけた。

海老根前市長は「判決文を見てから対応を考えたい」、市は「特にコメントはない」としている。

海老根前市長と新井前副市長らはこれとは別に、鈴木市長が2人を背任容疑で刑事告発したのは職権の乱用として、市に計1400万円の損害賠償を求める訴えを起こしている。

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