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福田新市長が初登庁、最重要は待機児童解消/川崎

政治行政 神奈川新聞  2013年11月19日 23:55

支援者らに手を振って応える福田新市長=川崎市役所
支援者らに手を振って応える福田新市長=川崎市役所

任期満了に伴う川崎市長選で初当選し、新市長に就任した福田紀彦氏(41)が19日、川崎市役所に初登庁した。支援者や職員に迎えられ、「きょうから川崎市民の先頭に立って、市民の市民による市民のための政治を川崎から発信することを誓う。すべては市民のために全身全霊を傾けたい」とあいさつ。その後、記者会見や阿部孝夫前市長(70)との事務引き継ぎ式などを行った。

福田市長は、記者会見で「市民のための新しい川崎市政をつくる」などと決意を述べた。選挙戦で公約に掲げた1年で待機児童を解消することについて、「何と言ってもこれが目玉」とあらためて宣言し、最重要の課題との認識を示した。中学校給食の導入についても早期実現に意欲を見せた。

初登庁セレモニーや市職員の歓迎式後、市長として初の記者会見に臨んだ福田市長。待機児童解消については「2015年4月のゼロ」などと述べ、14年度から積極的に予算措置をする意向。中学校給食導入は「市民の総意」として、手法にはこだわらず早期に導入することを約束した。

市民の市政参加については「区民車座集会」を来年1月から実施する考え。幹部職員の市出資団体などへの「天下り」は、原則禁止として来春までに市方針をまとめるとした。同日辞表を出した3副市長については当面保留し、12月定例会にあらためて人事案を提案する意向を示した。

記者会見に先立つ歓迎式で福田市長は、市幹部職員に「市民ニーズに応えられるようにめりはりを付けた行財政改革、職員配置、人事をやる。区への分権を進める。地域の課題は地域で解決する気概を持って」などと自らの考えを披露。

「皆さんは行政のプロ。プライドを持って仕事をしてほしい。前例主義にとらわれず、市民目線で工夫を。合言葉は『市民のために』だ」などと呼び掛け、協力を求めた。

◆副市長人事の一部交代を示唆

川崎市の福田紀彦市長は19日、副市長人事について「掲げた政策を実行できる体制を整えるのが大切だ。その観点から副市長人事をやっていきたい」と述べ、一部交代させる考えであることを示唆した。

現在、副市長は砂田慎治氏(66)、三浦淳氏(61)、齋藤力良氏(62)の3人体制で、砂田氏は12月末で任期満了を迎える。3副市長は同日、辞職届を提出し、福田市長はこれを一時預かりとした。副市長人事は議会の同意案件のため、11月29日開会予定の12月定例会での議案提出が焦点となる。

記者会見で、福田市長は「12月議会(閉会)ぎりぎりまで提案できる。任期が迫っている砂田副市長だけでなく、3人を(対象に)その期間の中で考えたい」との意向を示した。

外部からの登用に関して、民間人については「あるかないかも含めて白紙」、国の官僚については「なぜ国から持ってこないといけないのか疑問を持っている。優秀な職員はいっぱいいる。国に頼らなくても問題ない」と述べた。

12月定例会は11月29日に開会し、12月25日閉会予定。

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