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放射能調査艇「きぬがさ」が引退、横須賀海保で解役式典/神奈川

政治行政 神奈川新聞  2013年11月13日 23:12

横須賀港内で放射能を測定してきた放射能調査艇「きぬがさ」が13日解役(引退)し、横須賀市田浦港町の横須賀海上保安部で解役式が行われた。

同艇は1992年に建造され同保安部に配属。以来、米海軍の原子力空母や原子力潜水艦が寄港した際や入出港の前後などに、空間、海中、海底土中を測定し、放射能漏れの有無に目を光らせてきた。

これまでに放射能を調査した回数は3929回。横須賀港内のみを行き来してきたが、航行距離は地球約4・5周分にあたる18万5千キロに上った。

艇名の由来は、横須賀の市街地が一望できる衣笠山。井上雅英・同保安部長は式典で、「原子力艦船の出入港に際し、通報が寄港前日というケースもあり、常に緊張を強いられてきた。衣笠山のように堂々とした姿は、長く私たちの記憶に残るでしょう」とあいさつ。

川手由治船長は「本艇が長年にわたり業務を遂行してこられたのは諸先輩方のおかげ。私たちが最後の乗組員として勤務できたことを誇りに思う」と述べた。

同艇は同保安部で唯一の双胴船で、全長18メートル、57トン。解役に伴い、スクラップになる。後継艇は来月に配属される予定。

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