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カリンで実る地域活性化、10日に酒造り体験/川崎

社会 神奈川新聞  2013年11月08日 22:04

収穫を目前に控え、大きく成長したカリンの実=川崎区下並木
収穫を目前に控え、大きく成長したカリンの実=川崎区下並木

旧東海道沿いに街路樹として植えられたカリンの実の収穫祭が10日、京急線八丁畷駅(川崎市川崎区)前のマンション敷地内で行われる。珍しいカリンの実を活用して地域交流や活性化につなげようと、地元の下並木町会(瀧浪誠会長)が毎年開催、節目の10回目を迎えた。実の無料配布やカリン酒造り体験などが企画されている。

もともとあった街路樹が枯れてしまったため、区が十数年前、同町会の要望に基づき約60本を植樹。同駅前から横浜市境にかけての旧東海道約320メートルがカリンの並木道となった。

以来、地元ではカリン通りの名称で親しまれ、区が認定する「かわさき区の宝物」にも選ばれた。春には淡いピンクの花が甘い香りを漂わし、住民を楽しませているという。

収穫祭はひょんなことがきっかけで始まった。実の大きさはソフトボール大で割と堅く落下すると通行人に危険なため、同町会が撤去。せっかくの貴重な実を活用しない手はないと、町会関係者が発案した。

ことしは夏の少雨や酷暑が影響したためか、例年と比べて実はやや少なめ。収穫祭での無料配布は、1人1個で先着順とする。このほか、カリン酒造り体験やカリンのどあめのつかみ取りなどを実施。町会が昨年造ったカリン酒も実費で来場者に提供する。

午前9時45分からオープニングセレモニーを実施。市立川崎中学校の生徒が吹奏楽演奏も披露する。

町会関係者は「近年は新しい住民も増え、ここで生まれた子どもたちもたくさんいる。そういった子どもたちに、ふるさとへの愛着を感じてもらえるような楽しい収穫祭としたい」と話している。

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