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「海の絆」横浜に響く、函館水産高と商船学校校歌ピアノ曲で融合/神奈川

社会 神奈川新聞  2013年10月25日 00:07

北海道函館水産高校の生徒が24日、同校と、前身で1935(昭和10)年に閉校した函館商船学校の校歌を融合したピアノ曲「海の絆」を、横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区)で披露した。水産高校の生徒らと、商船学校製作の帆船模型が見守る中、78年ぶりに商船学校の校歌のメロディーの一部が響き渡った。

ピアノ曲「海の絆」は、弟が水産高校OBの作曲家・作道幸枝さん(33)が、商船学校の校歌の楽譜の一部を見つけた水産高校の我妻雅夫教諭(60)から依頼され、編曲した。

約1分半の曲は、前半部分は水産高校と商船学校の校歌のメロディーを交互に組み入れ、クライマックスでは2校のメロディーを重ねた。前半部分は「商船学校の校歌を知らない水産高校の生徒にも、商船学校のメロディーに気付いてもらいたい」との作道さんの思いからだ。

ピアノの演奏は、商船学校が1913(大正2)年に机上操帆訓練用教材として製作した帆船模型「北光丸」(全長約6・5メートル)の前で行われた。修学旅行の一環でターミナルを訪れた水産高校の2年生約150人は、同校品質管理流通科2年の宮崎綾香さん(17)の演奏に静かに耳を傾けた。約1カ月にわたって練習を重ねた宮崎さんは「2校の校歌は違う曲なのに似ている部分があり、不思議な縁を感じる」と話した。演奏後、作道さんは生徒らに「海の絆を引き継ぎ、大切にしてもらえたら」と呼び掛けた。

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