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「土地売り戻す」、ツインシティ計画地で落合市長「混乱招いた」/平塚

社会 神奈川新聞  2013年10月23日 23:31

県や平塚市などが推進する開発予定地の土地を平塚市の落合克宏市長が市議時代に妻名義で購入していた問題で、同市長は23日、会見した。土地投機が疑われる状況になったことについて「投機目的ではないが、私への疑念、市事業遂行における混乱を招いた責任を感じている」と話し、早急に土地を売り戻し、自らの処分を検討するとした。市民や市議からは市長の倫理的責任を厳しく問う声が上がった。

土地は、同市大神のツインシティ計画地内の田畑4筆計984平方メートル。妻名義で2010年8月に登記されている。市は現在、全域が調整区域の同計画地を市街化区域に編入する都市計画手続きを進めている。土地区画整理事業の準備も行われており、完了すれば、地価は大幅に上昇する可能性がある。同市長は市議時代(03~11年)からツインシティ計画の推進を訴え、市長就任後は事業の本格化に取り組んでいた。

購入の経緯について同市長は「金銭的に困っていた小中学校の同級生の会社員から頼まれた。購入額は相手の事情で公表できない。資産対策で妻名義にした。投機的な意味はない」と説明。「法令には抵触しないが、問題を認識できていなかった。甘いと言われればそれまでで、返す言葉がない」と述べた。

今後は「年内にも処分したい。友人に同じ金額、同じ条件で売り戻したいが、事情があり難しい。どういう形で処分するのか検討している」とした。自らの処分は「市民の意見などを聞き、検討する」と話した。

こうした説明に対し、「ツインシティ大神地区まちづくりを考える地主の会」の山仲功会長は「土地購入が利権関係に絡むことになるのは誰でも分かる。市長が土地を購入したことが、地主を無視し、公平でない行政が行われた原因の一つではないか」と指摘する。市議の一人は「市長は当時、地元市議として、ツインシティ計画を一番熟知していた。計画を分からずに土地を購入するはずがない。また、問題を認識していなかったというのなら市長として資質が問われる」と批判した。

◆ツインシティ計画

平塚市大神地区と相模川対岸の寒川町倉見地区を新橋「(仮称)ツインシティ橋」で結んで一体的なまちづくりを進め、倉見地区に新幹線新駅を誘致する計画で、県や市などが推進している。

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