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京急が脱線想定し復旧訓練、「安全へ地道な努力を」/横須賀

社会 神奈川新聞  2013年10月10日 22:55

京浜急行電鉄(原田一之社長)は10日、電車事故が発生した際に迅速な対応が取れるよう、「鉄道事故復旧訓練」を京急ファインテック久里浜事業所(横須賀市舟倉)で実施した。

同訓練は今年で32回目。約200人が参加した今回は、作動中の踏切道内に進入した自動車と電車が衝突、脱線したという設定だった。電車内の負傷者搬送から乗客の避難誘導に始まり、警察、消防と連携しながら自動車内に取り残された負傷者を救命した。その後、保線区係員が現場に駆けつけ、線路の復旧を進めた。

京急では昨年9月に追浜-京急田浦間で土砂崩れによる脱線事故が発生。運輸安全委員会は今年9月、京急の線路脇斜面の管理に問題はなく、崩落の予想は困難だった可能性があるという調査報告書をまとめた。しかし、原田社長は「結果として土砂崩落が発生し、ご迷惑を掛けたことは大いに反省しなければならない。これまでの斜面の管理や車両、運転取り扱いなどを検証していかなければ」と述べた。

さらにJR北海道がレールの異常を放置していた問題にも言及。「他社のことだから関係ないということでなく、自ら振り返って問題がないか学ぶべきだ。(自社に)厳しくチェックする職場の風土はあるのか。当たり前に安全であり続けるためには地道な努力しかない」と社員らに訴えていた。

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