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巧妙な手口見破る 相模原署がコンビニ店員に感謝状

話題 神奈川新聞  2017年04月25日 02:00

和智署長(左)から感謝状を受け取る小中さん=相模原署
和智署長(左)から感謝状を受け取る小中さん=相模原署

 市役所職員をかたった還付金詐欺被害を未然に防いだとして相模原署は24日、ファミリーマート上溝4丁目店(相模原市中央区)のアルバイト小中雄太さん(30)=愛川町中津=に感謝状を贈った。

 お年寄りをコンビニに誘導し、同時に店へクレーム電話をかけて従業員の注意をそらす巧妙な手口を見破ったというお手柄で、同署は3月から多発傾向にある振り込め詐欺に注意を呼び掛けている。

 同署によると、6日午後、携帯電話で通話しながらコンビニ店舗内の現金自動預払機(ATM)を操作していた70代の無職女性に声を掛けたところ、「還付金を受けるために、暗証番号を教えている」と聞き、電話を代わった。市役所職員を名乗る相手の男は「お客さまに代わってください」の一点張りだった。この女性の入店直前に同店には「購入した際、割り箸と長いストローが入っていない」というクレームの電話が入り、別の従業員と対応した結果、同一場所から複数の男が役割を分担して電話をかけていたことを見抜いた。和智勉署長は「よく防いでくれました」と的確な対応をたたえ、小中さんは、「相手に暗証番号を教えたと聞いて冷静ではいられなかった」と振り返った。

 同署管内では振り込め詐欺は3月に5件、4月に2件の計1350万円分の被害届が出ている。


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