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平塚と寒川の「ツインシティ計画」、2027年目標に橋新設へ/神奈川

社会 神奈川新聞  2013年08月02日 23:41

平塚市大神地区と相模川対岸の寒川町倉見地区を新橋「(仮称)ツインシティ橋」で結び一体的なまちづくりを進め、倉見地区に新幹線新駅を誘致する「ツインシティ計画」で県は、遅れている倉見地区の進展を待たず、新橋整備を先行させる方針を決めた。さがみ縦貫道など周辺の高速道路網の整備などが進んでいるためで、新橋は遅くとも新駅開業目標(リニア中央新幹線開業と同時)の2027年までに供用したいとしている。

1日夜に倉見地区で行った地権者説明会で表明した。県は「できるだけ早く新橋の都市計画決定手続きに進み、用地は県が直接買収する」と説明した。総事業費は今後、算定する。ただ、住民や地権者からは「唐突だ」などの反発の声も上がり、地権者らの協力が進むか不透明な状況だ。

新橋は、倉見地区の県道46号と大神地区の国道129号を新たに結ぶ「倉見大神線」(1710メートル)の一環。同線の地上部分は幅員18・5メートルの2車線。橋部分は幅員24メートルで公共交通と一般交通の計4車線。すでに都市計画決定手続きに入っている大神地区1070メートルのうち約700メートルは区画整理事業の中で用地を確保、残りは県が買収する方針。今回、倉見地区側の用地は全て、県が直接買収するとした。

県は当初、倉見地区のまちづくり計画の策定などを待って新橋の用地取得方法を決め、都市計画決定手続きに進む方針だった。しかし同地区では、新駅の実現性や、ツインシティ計画のメリットに疑問も指摘され、まちづくり計画は未策定のままだ。県環境共生都市課は「さがみ縦貫道、新東名高速道路など、周辺の交通体系の整備が進む中、現状のまま置いておけない。県の交通ネットワークを整備する必要がある」とし、倉見地区のまちづくりのうち、道路整備を先行させることを決めた。

一方、大神地区ではまちづくり計画が策定されるなどし、イオンモール(千葉市)がショッピングモール、大和ハウス工業(大阪市)が最新型物流施設の進出希望を表明したことも、大きな要因としている。

新橋と同時に、県道46号のうち、さがみ縦貫道・寒川北IC接続部分と新橋接続部分を含む約1・2キロの区間の4車線化も都市計画決定手続きを進める。今年3月には、藤沢市湘南台方面と寒川北ICを直結する「宮山線」も都市計画決定されており、新橋とこれらが東西交通ネットワークの一つになるとしている。

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