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港湾計画原案に本牧ふ頭の岸壁延長方針/横浜

経済 神奈川新聞  2013年07月31日 11:12

横浜市が2014年春に改定する「横浜港港湾計画」の原案で、本牧ふ頭に大型コンテナ船が着岸できる新たな岸壁を埋め立て開発する方針を盛り込むことが30日、関係者への取材で分かった。横浜ベイブリッジをくぐれない大型の外国客船が着岸する岸壁も同ふ頭に新たに整備。船舶の大型化に対応することで、横浜港の物流機能や集客機能を高めていく狙いだ。

新たな岸壁は本牧ふ頭D突堤に接続し、沖に突き出すように整備する。岸壁延長は500メートルで水深18メートル以上を想定。基幹航路に就航する大型コンテナ船を対象にする。将来は岸壁延長を千メートルに拡張することも想定している。

横浜港のコンテナ取扱量は現在約300万本(20フィートコンテナ換算)だが、原案では平成30(2018)年代後半の目標値を520万本と設定。内訳は、新たな岸壁40万本、本牧ふ頭240万本、南本牧ふ頭180万本、大黒ふ頭60万本と見込んだ。

本牧ふ頭にコンテナ物流機能を集約する一方、同ふ頭A突堤のベイブリッジの外の岸壁は大型客船が着岸できるよう整備する方針。コンテナ船の荷役で使うガントリークレーンを撤去し、在来の貨物船が着岸する岸壁としても活用することも盛り込んだ。

都心臨海部の再生化に向けた「インナーハーバー整備構想」の一環として、山下ふ頭に商業施設や都市機能を加える再開発の具体化を検討。客船の寄港数が大幅に増えることが想定されるため、大さん橋国際客船ターミナルに加えて新港ふ頭に客船岸壁を整備することで、にぎわいの創出や経済活性化を図ることも検討されている。

官民や学識経験者で構成され、12年秋から続く検討部会の第3回会合が29日、市内で開かれ、方針が固まった。計画原案を市が策定した後、14年度末に国の交通政策審議会で諮られた上で改定を目指している。

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