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アユの稚魚放流 川崎・宮前区の平瀬川

話題 神奈川新聞  2017年04月24日 02:00

平瀬川に稚アユを放流する子どもたち=川崎市宮前区菅生
平瀬川に稚アユを放流する子どもたち=川崎市宮前区菅生

 川崎市宮前区北西部を源流に多摩川に合流する1級河川、平瀬川にアユの稚魚を放流する催しが23日、蔵敷親水広場(同区菅生)で行われた。川沿いに遅咲きの八重桜が咲き誇る中、花びらが浮かぶ川面に地元の小中学生約200人がアユ約1500匹を流した。

 「平瀬川流域まちづくり協議会」が開いた「第21回桜祭り」の恒例企画。川崎河川漁業協同組合が全長10センチ程度のアユを用意した。

 子どもたちはコップに入ったアユを受け取り、「大きくなれよ」と声を掛けながら川に放った。父親(40)=同区菅生=と弟(4)と参加した男児(7)は「鳥に食べられないで大きく育ってね、と願いながら流した。この場所は川の流れる音が好きです」と話していた。

 同協議会は、1991年に河川改修計画が持ち上がった際に緑を残した多自然型の整備を求める活動をきっかけに93年に発足。要望は受け入れられ、散歩道や親水空間も設けられた。

 地域では桜祭りや七夕サミットといったイベントのほか、川の清掃や水質・川の生態調査、生き物観察会などを続けている。川を生かしたふるさとづくり活動の継続は高く評価され、昨年は環境大臣賞、総務大臣賞を受賞した。


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