1. ホーム
  2. 社会
  3. 米軍横須賀基地に麻薬密輸、容疑の元米兵を逮捕/神奈川

米軍横須賀基地に麻薬密輸、容疑の元米兵を逮捕/神奈川

社会 神奈川新聞  2013年07月24日 23:50

軍事郵便を利用して合成麻薬などを米海軍横須賀基地(横須賀市)に密輸したとして、県警薬物銃器対策課と横須賀署などは24日、麻薬取締法違反と覚せい剤取締法違反の疑いで、米国籍で元米兵の自称無職ジョナサン・オクタビオ・ヌニェス容疑者(31)を逮捕した。

県警が国際指名手配していた同容疑者は日米犯罪人引渡条約に基づき、米シカゴ市内の空港に駐機中の航空機内で、米側から日本側に身柄が引き渡された。警察庁によると、1980年に発効した同条約で米国人の身柄が日本側に引き渡されるのは初めて。

逮捕容疑は、2004年7月ごろ、横須賀基地の25歳と28歳の元軍属の男2人=麻薬取締法違反などの罪で有罪判決確定=と共謀、軍事郵便を利用してカナダから基地内の私書箱に合成麻薬MDMAなど計約5万錠(末端価格2億円相当)が入った小包を密輸した、としている。同課によると、同容疑者は「弁護士と話をさせてください」と供述している。

同課によると、同容疑者は同基地所属の巡洋艦「ビンセンス」の元乗組員で、02年に薬物使用で不名誉除隊となった。同基地内で知り合ったとみられる2人を受取人としてカナダから小包を発送、日本で回収して密売する目的だったとみられる。2人には報酬として、それぞれ500ドル(当時約5万円)と400ドル(同約4万円)を渡していたという。

県警は04年8月、この2人を逮捕する一方、同容疑者が出国したため、麻薬取締法違反容疑などで逮捕状を取り、国際指名手配。09年に外務省を通じて米国に身柄の引き渡しを求めた。同容疑者は10年11月に米フロリダ州で身柄を拘束され、今月10日に日本への引き渡しが決まった。

【】


シェアする