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家具大手「イケア」とUR提携 新たな賃貸生活提案、港北NTでモデルルーム展開へ/横浜

社会 神奈川新聞  2013年07月11日 00:17

スウェーデン発祥の大手家具販売店「イケア」が室内装飾を手掛けたモデルルームが、横浜・港北ニュータウンに相次いで登場している。都市再生機構(UR)神奈川地域支社は、30~40代に人気があるイケアと組むことで若い家族層に賃貸住宅での新たな暮らしを提案している。

市営地下鉄グリーンライン東山田駅から徒歩8分のUR賃貸住宅「コンフォール城山の丘」(横浜市都筑区、322戸)。3LDKで床面積93平方メートルのモデルルームの居間は、白色と抹茶色のダイニングテーブルセットや明るい紫色のソファがモダンな雰囲気を醸し出している。照明や収納棚など、色鮮やかな家具は今年の流行を取り入れた。

想定したのは40代の夫婦と中学生の女の子がいる家族。壁にガーベラの花のシールを貼ってかわいらしさを演出した部屋や、シンプルを基調とした家具がそろう和室があり、寝室を含めた家具の総額は約80万円という。

かつてのURのモデルルームといえば、そうしたテーマを設定することもなく、家具の配置も味気なかった。訪問客は日平均10組程度だったという。

URがイケアと組んで新しい暮らしを提案し始めたのは今年2月から。「プロムナード仲町台」(同区、219戸)の3DKが第1弾で、30代の夫婦を想定したモデルルームには日平均で30組が訪れた。第2弾の「メゾンふじきの台」(同区、456戸)の3LDKでは40代の夫婦に幼い男の子がいる家族を想定した。

港北ニュータウンには1985年から2004年までに整備された14団地があり、2800戸の賃貸住宅がある。UR神奈川地域支社の団地マネジャー尾神充倫さんは「イケアで買い物をする若い世代に、同じ地域にある団地に関心を持ってもらいたい」と話す。モデルルームでイケアのプランナーによる個別家具相談や、新規契約者向けの無料見積もりも人気という。

イケア・ジャパンの田原伸広さんは「プランナーが実際のモデルルームに家具を入れたのは初めての経験」と歓迎。顧客の反応が良いことから「今後も新たなモデルルームで続けていく。和室など日本ならではの暮らし方も提案したい」と意気込んでいる。

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