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13神奈川参院選:街頭が暑すぎる、戦術変更の陣営も少ない聴衆

政治行政 神奈川新聞  2013年07月10日 23:41

連日続く真夏日に、参院選神奈川選挙区に立候補した各陣営が暑さ対策に追われている。日中に予定していた街頭演説のスケジュール変更を迫られるなど、スタッフからは「場所や時間が調整しきれない」との恨み節も漏れる。例年より2週間も早い夏の到来に頭を痛めながらも、各陣営は「熱い訴え」を有権者に届けようと懸命だ。

10日午後1時すぎ、33・6度と今年3番目の暑さを記録した横浜で、ある政党の党首の演説が始まった。

駅前広場に集まったのは陣営関係者と報道陣を合わせて40人ほど。照りつける日差しに足を止める乗降客はいない。マイクを手にした党首は、最前列に10人ほどの中学生の一団を見つけ、「きょうは君たち向けに分かりやすく話そうか」と苦笑するしかなかった。

候補者自身の暑さ対策に苦慮するのは女性候補の陣営。水分を十分取り、移動中の車内で冷却シートを首筋に貼り付ける。外では帽子をかぶることもあるが、スタッフは「選挙戦は『顔を売る仕事』でもあるので、あまりかぶらせたくない」と弱り顔だ。

戦術の変更を余儀なくされた陣営もある。日中に街頭演説を予定していたが、暑さで人出が少なく、企業・業界団体回りに切り替えた。「本人の体調も考え、合理的にやっていくしかない」と陣営幹部。

暑さを想定し、うちわにも使える円形の政策ビラを用意していた陣営は「チラシよりはけがいい。作ってよかった」とにんまり。別の陣営も「この暑さでは、街頭で演説しても聴いてくれない」と配布に力を入れる。

暑い時間帯であっても、少しでも人通りの多い場所を選んで街頭に立つ“真っ向勝負”を挑む陣営もいる。「暑いからといって有権者への訴え掛けを緩めるわけにはいかない。暑さに負けず、選挙戦を熱くしたい」。投開票日まで10日余り。ある候補者は「少しでも精をつけてほしい」とスタッフが弁当チェーン店で買ってきたうなぎ弁当をかき込んだ。

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