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なだしお事故25年:遺族らが観音崎で慰霊祭「風化させないで」/横須賀

社会 神奈川新聞  2013年07月07日 21:50

慰霊碑の前で犠牲者に黙とうする遺族と海自関係者=7日午前、横須賀・観音崎
慰霊碑の前で犠牲者に黙とうする遺族と海自関係者=7日午前、横須賀・観音崎

横須賀港沖合の東京湾で、海上自衛隊の潜水艦「なだしお」と遊漁船「第1富士丸」が衝突、遊漁船に乗っていた30人が死亡した事故から、23日で25年を迎える。7日には海自観音埼警備所(横須賀市鴨居)の敷地内にある慰霊碑前で遺族らによる慰霊祭が開かれた。

慰霊祭は毎年開かれており、今回は約30人が参加した。浦賀水道を望む観音崎に立てられた慰霊碑の前で、遺族と海自関係者が黙とうし、花をささげた。

遺族会の代表で、事故で次男を失った内山末治郎さん(78)は「遺族には新しい家族もできており、会いに来ていることを御霊も喜んでいるだろう。事故を風化させないよう、この観音崎に慰霊の地があることが忘れられないようにしてほしい」と話した。

1988年7月23日午後、なだしおと第1富士丸が衝突。第1富士丸が沈没し、乗っていた30人が死亡、17人が負傷した。後に当時のなだしお艦長と第1富士丸船長が業務上過失致死傷などの罪で起訴され、なだしお側に回避義務があったとした上で艦長、船長の双方を有罪とした判決が確定している。

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