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大佛次郎記念館の活性化へ、若者を呼び込め、女子大生がアイデア発表/横浜

社会 神奈川新聞  2013年06月30日 23:06

女子大生による大佛次郎記念館の活性化策が提案された発表会=大佛次郎記念館
女子大生による大佛次郎記念館の活性化策が提案された発表会=大佛次郎記念館

「鞍馬天狗(てんぐ)」などで知られる横浜生まれの作家・大佛(おさらぎ)次郎(1897~1973年)の自筆原稿などを所蔵する「大佛次郎記念館」(横浜市中区)の活性化に、県内外の女子大生14人が取り組んでいる。来館者数を増やすことをテーマに、5月からフィールドワークなどを実施。6月30日に、同館で活性化のアイデア発表会を行った。

同館は横浜市が1978年に開館。毎年の来館者が10万人を超えた時期もあったが、近年は大きく減り、2012年度は1万5千人程度になった。特に若年層が少ないことから、女子大生が社会の課題解決に取り組むプロジェクトを行うNPO法人「ハナラボ」などと連携し、活性化の方法を探ることになった。

学生は4グループに分かれ、活性化策を考案。大佛が結婚前に、妻と対等な結婚生活を送るための契約を交わしたエピソードに基づき、同館を縁結びスポットにする「マリ婚プロジェクト」や、小学生を対象にした記者体験講座「ねこ記者クラブプロジェクト」などのアイデアが発表された。

発表会の参加者からは「大佛ならではの差別化が必要」「ほかの民間施設とタイアップできるかもしれない」などの意見が出た。

参加した学生の一人で、フェリス女学院大学2年の清水葉月さん(19)=同市泉区=は、「大佛次郎は、戦争などを体験しながら、自分のやりたいことを貫き通した人。そういうところを若い人と共有したい」と話していた。

四つの活性化案は、7月から同館で試行される予定。

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