1. ホーム
  2. 経済
  3. 「MARK IS」出足好調 開業3日間で40万人、危機感抱く商店街も/横浜

「MARK IS」出足好調 開業3日間で40万人、危機感抱く商店街も/横浜

経済 神奈川新聞  2013年06月26日 00:27

21日に開業した横浜・みなとみらい21(MM21)地区最大の商業施設「MARK IS(マークイズ)みなとみらい」。最初の週末だった23日までの来場者数は約40万人に達し順調なスタートを切った。昨年は「東京スカイツリー」「渋谷ヒカリエ」など、都内に新名所が続々とオープン。話題を奪われた格好だった横浜の商業者からは、新施設の誕生を歓迎する声が聞かれる一方、同じ横浜の中での競争激化に、近隣商店街は危機感を抱いている。

三菱地所によると、マークイズの23日までの売り上げは約6億9千万円に達した。22、23日は最初の土日とあって、飲食店などに長い列ができ、駐車場も混雑が見られた。7月16日に横浜ランドマークタワー開業20周年を迎える同社は「今後もエリアの話題づくりに努めたい」と意気込む。

3世代の子育てファミリーをメーンターゲットに据えるマークイズ。近隣の商業施設はどうみているか。

「消費者は行き慣れた店で買い物をする。顧客が一気に奪われるとは考えにくく、大きな影響はないと思う」と話すのは横浜駅西口の横浜高島屋。むしろ、横浜に話題が集まり来街者が増えることで、地域の活性化につながると歓迎する。同駅東口のそごう横浜店も「23日の来店客数は前年を上回った。(マークイズとの)回遊効果もあるのでは」と話す。

一方、横浜を代表する商店街、元町ショッピングストリート(中区)は危機感を抱く。

「一つの大きな街が突然できた感じ。あれだけの規模で大勢の客を引き寄せるのだから、元町にとっては脅威」と話すのは老舗小売店の社長。「今、話題はMM21地区一色になっている。しばらくはやみそうにないし、それは仕方ない。しばらくの間、客が取られるだろう」とみる関係者もいる。

3月の東急東横線・東京メトロ副都心線の相互直通運転開始により、埼玉県方面からのアクセスが向上。来街者は確実に増えたが、その3カ月後の強敵登場と、元町を取り巻く環境は目まぐるしく変わっている。

「変化が激しい中で、これからの元町はどのような街にしていくのか、元町を担う若い世代が、あらためて考えていかなければならない」。老舗商店の後継者である40代の男性は、こう力を込めた。

【】


シェアする