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狙え! 台湾・韓国市場、行政と民間連携し誘客/神奈川

経済 神奈川新聞  2013年06月10日 00:29

カップヌードルミュージアムを視察、写真撮影をする台湾の旅行会社の女性ら=6日、横浜市中区
カップヌードルミュージアムを視察、写真撮影をする台湾の旅行会社の女性ら=6日、横浜市中区

台湾や韓国からの旅行客を呼び込もうという機運が高まっている。いずれの市場も訪日旅行の人気が高まっており、このところの円安基調を背景に、さらなる需要拡大が期待されている。県内でも行政や民間事業者が連携、現地の旅行会社やメディアを招待したり、現地へ出向いてアピールしたりして、誘客を図っている。

日本政府観光局(JNTO)の統計によると、4月に韓国から日本を訪れた人の数は前年同月比33・7%増の20万4200人と、4月として過去最高を記録した。台湾も同42・5%増の19万7900人で、単月としては過去最高だった。

こうした中、今月4~7日の日程で両国の旅行会社やメディアの12人が県内や都内を訪れ、観光スポットなどを視察・取材した。関東運輸局と横浜市、富士箱根伊豆国際観光テーマ地区神奈川県協議会、京浜急行電鉄などによる「ビジット・ジャパン地方連携事業」の一環だ。

羽田空港からのアクセスの良さを実感してもらうため、一行は京急の「みさきまぐろきっぷ」を使って三浦市入り。同市の城ケ島や京急油壺マリンパークのほか、鶴岡八幡宮(鎌倉市)、カップヌードルミュージアム(横浜市中区)などを訪れた。

台北市の旅行会社で働く江佳玲さんは現在、飛行機の予約が取りにくいほど訪日旅行が人気とした上で、「自然や新しい施設など、どれも興味深かった。神奈川はまだ知られていない所が多く、リピーターの人たちにも新たな提案ができると思う」と笑顔。関東運輸局の担当者は「今は円安基調であり(訪日旅行にとって)追い風。旅行会社やメディアでの露出が増えることで、旅行客獲得につなげたい」と話していた。

一方、県と同協議会は7月、台湾での観光セールスを実施する。台北市内のショッピングセンターで10日間にわたり、神奈川の物産展を初開催。三崎マグロや足柄茶など“食”をメーンに、神奈川を売り込む予定だ。そのほか、個別商談会や現地旅行会社への訪問なども計画している。

県観光課は「“オール神奈川”での訪台ミッション団により、厚みのあるセールスを展開したい」としている。

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