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箱根観光、震災前の客足戻る/神奈川

経済 神奈川新聞  2013年06月07日 23:04

震災前の客足戻る-。箱根町は7日、2012年の入り込み観光客数が1943万8千人に上ったと発表した。東日本大震災の影響で大きく落ち込んだ11年から約10%の増。ただ、外交関係の冷え込みを背景に中国からの観光客が減っているとみており、目標に掲げた2千万人の大台復活はならなかった。

日帰りは1480万6千人で前年から10・6%の増。463万2千人(前年比8・2%増)の宿泊とともに堅調に推移した。震災や原発事故の影響があった11年は日帰り、宿泊の合計で1767万1千人。ここ数年は年間1900万~2千万人前後で推移しており、震災前の水準に回復した形だ。

中でも外国人宿泊者数は9万3千人(前年比48・6%増)と大きく伸びたが、「大涌谷などをバスで訪れる中国人の団体旅行客が大幅に減っている」と町担当者。13万人を超えていた3年前の水準には戻らなかった。

町は「今年は大涌谷や芦ノ湖などで観光施設のオープンやリニューアルがある。富士山の世界遺産登録も起爆剤に、2千万人を達成したい」としている。

町内の日帰り温泉施設の担当者は「最近は震災前の水準に戻ってきたことを実感できるようになった」と安堵。箱根温泉旅館協同組合の幹部は「震災の影響は薄れてきているが、観光は経済動向に左右されやすい」として今後の本格的な景気回復に期待を込めた。

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