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「橘樹郡衙」の国史跡指定に向け調査指導委が発足/川崎

社会 神奈川新聞  2013年05月30日 22:32

古代川崎の政治・行政・文化の中心として重要な役割を果たしたとされる「橘樹郡衙」(川崎市高津区)の国史跡指定に向け、専門家らで組織する調査指導委員会が30日発足。隣接する影向(ようごう)寺(宮前区)と合わせて、現地視察を行った。

委員は、国立文化財機構奈良文化財研究所名誉研究員の山中敏史氏ら6人。31日に初会合を開き、委員長と副委員長を決める。

市は本年度から3年ほどを費やし、遺構の確認調査を実施。調査委は、調査の実施範囲やその手法、成果の評価などで指導・助言に当たる。調査終了後、市は速やかに国史跡への指定を目指すとしている。

橘樹郡衙は奈良・平安時代の武蔵国橘樹郡の役所。所在は長らく不明だったが、宅地造成に伴う1996年度の発掘調査で郡衙の正倉と思われる倉庫群を発見、所在推定地とされた。

2006年度には推定地の一部を市が取得し、「千年伊勢山台官衙遺跡」として市重要史跡に指定。昨年度には同遺跡に隣接する畑地約1200平方メートルを、市土地開発公社を通じて先行取得していた。

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