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県内景気4カ月連続で上方修正、日銀横浜支店/神奈川

経済 神奈川新聞  2013年05月16日 22:00

日銀横浜支店は16日、4月の金融経済概況を発表し、県内の景気について「持ち直しに向けた動きが広がりつつある」と4カ月連続で上方修正した。円安効果で輸出環境が改善され乗用車生産が回復基調にあることや、雇用環境が緩やかに改善されていることなどを踏まえ、景気持ち直しの一歩手前まで来ていると判断した。

4カ月連続で上方修正するのは、リーマン・ショック後の景気回復期だった2009年11月~10年3月以来、約3年ぶり。会見した竹澤秀樹支店長は「今後、設備投資の増加がはっきりしてきて、ようやく下げ止まった輸出が増加に転じてくると、経済が持ち直していくプロセスに入っていける」との見通しを示した。

個別7項目の判断のうち、「生産」「輸出」「雇用・家計所得環境」の3項目で上方修正した。生産は「持ち直しに向けた動きが広がりつつある」と4カ月連続で上方修正。「円安が約半年続き、その効果が出る形で(自動車メーカーの)販売計画が引き上げられ、生産も徐々に始まっている」(竹澤支店長)と、これまで堅調だったトラックに加え、北米向けを中心に乗用車生産が回復傾向にあることなどを反映した。円安効果は輸出環境改善にも、すでに波及しているといい、輸出は「下げ止まっている」と上方修正した。

雇用・家計所得環境は、現金給与総額の下落幅が縮小し、有効求人倍率が改善傾向にあることから、「弱めの動きもみられるが、労働需給面では緩やかに持ち直している」と、1年11カ月ぶりに上方修正した。

個人消費は、エコカーや輸入車を中心に乗用車販売が好調だった一方、百貨店などの衣料品が弱めの動きになったことを「4月は寒く、天候要因で春物が動かなかった」(竹澤支店長)とみており、全体的には「底堅い動き」と横ばいの判断だった。

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