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Jリーグ開幕20周年 初年度から唯一の現役カズ、夢を担い続けて裾野拡大に貢献/横浜

スポーツ 神奈川新聞  2013年05月14日 00:26

Jリーグ開幕元年から、今もなお現役として走り続ける横浜FC・FW三浦=横浜市保土ヶ谷区の横浜FC・LEOCトレーニングセンター
Jリーグ開幕元年から、今もなお現役として走り続ける横浜FC・FW三浦=横浜市保土ヶ谷区の横浜FC・LEOCトレーニングセンター

開幕から20周年を迎えるJリーグ。草創期から活躍し、今なお輝きを放つJ2横浜FCのFW三浦知良(46)が13日の練習後、「選手や周りの人が、もっと夢のある生活ができるようにしなければいけない」とリーグの一層の発展を願った。

大観衆がどよめきを上げる。フラッグの波が揺れ、チアホーンは鳴りやまない。1993年5月15日。東京・国立競技場で行われたヴェルディ川崎-横浜マリノスの開幕戦には、6万人超の観客が詰めかけた。

一大ブームが巻き起こり、トップレベルのJリーガーの年俸は軒並み1億円を超えた。チームメートはみな、スポーツカーを乗り回していた。

そんな当時を三浦は「バブルだった」と振り返るが、「プレーもそうだけど、ジャンボ(大久保)はそういう面でも憧れていたらしいよ。これからの子どもたちにも夢を与えないといけない」と注文を付けた。

ただ、サッカーの底辺は広がり、地域性も出てきた。20年の間に10クラブから、J1、J2を合わせて40クラブにまで拡大。4クラブを渡り歩いた三浦の存在も、盛り上げに一役買ってきた。「最初の10年は経営面で悪い部分が出た。これからの10年、20年、変化はまたくると思う」。開幕元年から唯一の現役選手ゆえの実感を口にする。

6日の福岡戦で2試合連続で先発し、自身が持つJ2最年長出場記録を46歳2カ月10日に更新した。年齢に注目は集まるが、三浦は「サッカー界に年の差は関係ない」と強調する。ピッチではJリーグと同じ20歳前後の若手と激しくぶつかり、二十歳のチームメートに「カズ」と呼ばれても気にしない。

「ハイクオリティーなプレーで(リーグを)盛り上げないと。クラブとみんなでやっていくしかない」。背番号11はその積み重ねが、節目を迎えたリーグの価値を高めると信じている。

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