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相互直通でMM線好調、大型連休中の利用者最大3割増/神奈川

経済 神奈川新聞  2013年05月09日 22:35

大型連休中の利用客が増えたみなとみらい線。15%増となった馬車道駅出入り口は平日でも人通りが多い=横浜市中区
大型連休中の利用客が増えたみなとみらい線。15%増となった馬車道駅出入り口は平日でも人通りが多い=横浜市中区

横浜市内の主な観光地をめぐるみなとみらい(MM)線が好調だ。春の大型連休中、MM線の駅利用客は昨年に比べて最大で3割増加。3月に始まった東急東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転で、地元商業者は埼玉や東京方面からの集客効果を実感している。

MM線を運行する横浜高速鉄道によると、大型連休(4月27日~5月6日)の5駅の利用客は198万7千人で、昨年から16・4%増と大幅に伸びた。

同社の池田輝政社長が「予想していた以上の数字」と驚いたのは、31%増となった終点の元町・中華街駅。精算機に長い行列ができ、駅員が対応に追われる場面もあった。

「街を訪れる人の数は確実に増えている」と話すのは協同組合元町SS会。ガイドブックを手にした観光客の姿が目立つようになり、横浜中華街でも有名店前に長い行列ができた。

大型連休中は天候に恵まれ、市内各地で多彩なイベントが開催された。3日に行われた「ザよこはまパレード(国際仮装行列)」は昨年より1万人増えて35万人が楽しんだ。

日本大通り駅が最寄りの「横浜港大さん橋国際客船ターミナル」(中区)では大型連休中に外国客船が相次いで入港したことから、昨年より3万7千人多い13万人が訪れた。

みなとみらい駅は11%の増加。横浜ランドマークタワー69階の展望フロア「スカイガーデン」の来場客数は28%増となった。三菱地所の加藤譲専務執行役員は「6月21日に大型商業施設『MARK IS みなとみらい』がオープンすれば、さらに来街者が増えるのではないか」と相乗効果に期待する。

大型連休中は15%増だった馬車道駅。馬車道商店街協同組合の六川勝仁理事長は「埼玉は日帰り圏内だからこそ、横浜での滞在時間を長くする工夫が必要。地区ごとに異なる魅力があることをアピールすることが大事」と話す。

市内の有名ホテルは大型連休中はほぼ満室で、横浜ベイホテル東急では埼玉県からの宿泊客も若干ながら伸びているという。横浜市文化観光局の担当者は「横浜に何度も訪れ、長く滞在してもらえるような情報発信に取り組んでいきたい」と話している。

【神奈川新聞】


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