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熊本の教訓(3)液状化 「5強以上」で相次ぐ

社会 神奈川新聞  2017年04月18日 12:46

熊本地震の液状化で沈下した電柱=熊本市内(若松教授提供、画像の一部を修整しています)
熊本地震の液状化で沈下した電柱=熊本市内(若松教授提供、画像の一部を修整しています)

 大規模な土砂崩れで崩落した阿蘇大橋(熊本県南阿蘇村)に象徴される熊本地震の地盤災害。見た目はそれよりも目立たないものの、土地の所有者にとっては深刻な地盤の被害が被災地を覆っている。

 「南阿蘇村は特に農地や農道、そしてビニールハウスの損害がひどかった」。地震直後に被災地へ駆け付け、調査に当たった関東学院大の若松加寿江教授が驚く。「熊本がこれほど液状化するとは思わなかった」

 防災科学技術研究所(茨城県つくば市)と明らかにした液状化の発生地点数はおよそ6800カ所。南阿蘇村を含む阿蘇山麓はこのうち約2200カ所と、全体の3分の1が集中していた。

 ところが、益城町で震度7を最初に観測した昨年4月14日の前震翌日に撮影された衛星写真には、液状化の痕跡は見当たらない。若松教授は言う。「阿蘇地域が液状化に見舞われたのは(益城町などで再び震度7となった)昨年4月16日の本震の後だ」

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