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田植えシーズン前に通水式 相模原・南区

話題 神奈川新聞  2017年04月18日 02:00

頭首工の水門が開けられ、農業用水路に水が流れ込む様子を見守る関係者=磯部頭首工公園
頭首工の水門が開けられ、農業用水路に水が流れ込む様子を見守る関係者=磯部頭首工公園

 田植えシーズン前に農業用水を相模川から用水路に引き入れる通水式が17日、相模原市南区の相模川磯部頭首工(とうしゅこう)の周辺施設で行われた。相模川磯部堰(せき)土地改良区連合の主催で農業関係者ら約40人が参加し、豊作と水の事故防止を祈った。

 磯部頭首工は相模川から用水を取り入れる農業水利施設で、取水口には10の水門がある。相模川左岸(相模原、座間、海老名、寒川、藤沢、茅ケ崎まで)と右岸(厚木、伊勢原、平塚)にそれぞれ約21キロの水路が続き、農地を潤す。

 通水式では亀ケ池八幡宮(同市中央区上溝)の神職が祝詞を読み上げ、関係者が玉串をささげた。水路の管理を行う土地改良区連合の理事長(81)は「都市化が進むが残った農地で頑張る人も多い。天候に左右される農業だが、この用水が夏には緑、秋には黄金の景色を生み出す」とあいさつした。取水堰でおはらいをした後に水門を開け、参加者は近くの用水路に水が流れ込む様子を見守った。

 左岸での本格的な用水の引き入れは25日から。稲刈り前の9月末ごろに一度水門を閉じるが、その後、田の状況を保つため冬期通水する。


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