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「農村」の味を弁当に、農家の女性ら地産地消促進へ販売/秦野

社会 神奈川新聞  2013年04月17日 22:03

秦野産の食材を使った地産地消弁当をPRする大木委員長(左)と栗原悦子さん=秦野市鶴巻北
秦野産の食材を使った地産地消弁当をPRする大木委員長(左)と栗原悦子さん=秦野市鶴巻北

秦野市内の農家で培われてきた食文化を広く伝えようと、農家の女性が中心となって地場産の野菜や果物を使った特製弁当を開発し、17日から販売に乗り出した。市内2カ所で売り出したところ、用意した弁当は完売。メンバーは「地産地消をさらに進めたい」と意気込んでいる。

弁当を開発したのは、市内の農家でつくる「秦野の農村レストラン実行委員会」(大木敏子委員長)。地産地消の促進に向けて2011年に発足し、女性を中心に約40人のメンバーがいる。これまでは、たばこ祭などで特産の落花生が入ったみそおでんなどを販売してきた。

今回は旬の食材を使った家庭料理を弁当にしようと、メンバーらがアイデアを出し合った。畑仕事や家事の合間を縫って都内の「デパ地下」や社員食堂で話題のレストランに出向くなど、研究にも熱を入れてきた。

考案した弁当は「名水はだの地産地消弁当」。2種類を用意し、落花生の煮物や鶏肉のしょうゆ麹(こうじ)漬けは共通だが、卵の太巻き寿司を詰めた種類と、八重桜の塩漬けをまぶしたご飯を入れた種類とに分けた。

17日は市営日帰り温泉施設「弘法の里湯」で1個500円で販売。開始直後から利用客が興味を示し、次々と購入。用意した45食は2時間足らずで売り切れた。農産物直売所「はだのじばさんず」でも28食が完売した。

今後も季節の食材を取り入れながら月に1~2回程度、販売する予定だ。大木委員長は「味はそれぞれの家庭で少しずつ違うので統一するのはなかなか大変。みんな農作業で忙しいので販売量を増やすのは難しいけれど、いずれは名前のように農村のレストランを開設したい」と夢を描いている。

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