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「おかあさん」が家庭料理、イスラエル旅行客17人が民宿のもてなし体験/三浦

社会 神奈川新聞  2013年04月09日 00:24

イスラエルから来た旅行客に巻きずしの巻き方を教える原さん(左)=三浦市初声町三戸の民宿はら
イスラエルから来た旅行客に巻きずしの巻き方を教える原さん(左)=三浦市初声町三戸の民宿はら

民宿のおかあさんのおもてなしを体験-。イスラエルの旅行グループが8日、三浦市内の民宿を訪れ、日本の家庭料理の作り方を学んだ。講師を務めたのは、県内で唯一、民宿のおかあさん100選に選ばれた原美佐子さん(70)。グループは原さんの飾らない人柄と、真心を込めたおもてなしにすっかり魅了された様子だった。

訪れたのは、イスラエルの女性17人。グループが利用した旅行会社に、市のシティーセールスを担当する市営業開発課が「地場の食材を使った料理教室で、地元の人々との交流体験」を提案。旅行の日程に組み入れられることとなった。講師は同市初声町三戸で「民宿はら」を営み、国が実施する「農林漁家民宿おかあさん100選」事業に選ばれた原さんに依頼した。

「中東からのお客さんは初めて」という原さんは、漁師の旦那さんが捕ったメバルや、旬を迎えた春キャベツといった三浦の食材を用意。ワカメのみそ汁やキャベツの卵とじ、カボチャの天ぷら、マグロの巻きずしなどの作り方を教えた。イスラエルの人たちは慣れない箸の使い方などに戸惑いながらも、「オーケー、グーだよ」と身ぶり手ぶりで指導する原さんの見本の通りに完成させた。出来上がった料理は全員で味わった。グループ代表のコヘン・リキさん(59)は「日本の女性から学ぶことができ、みんな子どものように笑顔になれた」と満足そうな表情を見せた。

別れ際には一緒に記念撮影を頼まれるほど人気者となった原さんは、「日本の料理のおいしさを伝えたかったので、手作りで旬の食材を使うことにこだわった。言葉は通じなくても、皆さんに喜んでもらえてうれしい」。交流を演出した市営業開発課の稲田巡主査は「飾らない日本の良さを味わってもらえたと思う」と話した。

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