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小学生タグラグビー選手権、茅ケ崎のチームが全国トップに/神奈川

スポーツ 神奈川新聞  2013年03月05日 12:34

全国優勝したブルーフェニックスのメンバー=茅ケ崎市堤
全国優勝したブルーフェニックスのメンバー=茅ケ崎市堤

茅ケ崎市立香川小学校(香川1丁目)の児童でつくるタグラグビーチーム「茅ケ崎ブルーフェニックス」が2月末に都内で行われた「サントリーカップ第9回全国小学生タグラグビー選手権決勝大会」で優勝した。5、6年生の選手8人のうち5人が女子という強豪では珍しい構成。チームワークを強化し、全国1067チームのトップに輝いた。

「自分でいいのかな」。2011年末、6年生の引退を控え、川崎由希菜さん(12)がキャプテンに指名された。09年のブルーフェニックス結成以来、女子キャプテンは初だった。

2年前に全国ベスト8入りした先輩の活躍を目の当たりにしてきた。しかし、3組のきょうだいがいる新チームはけんかしてばかり。「5年生が6年生にも食ってかかる。試合は負けて泣いての繰り返し。全国なんて無理だと思った」

まずはけんかをなくすことから始めた。8人中、6人が運動会のリレーの選手を務めるなど、身体能力はもともと高い。それでもプレーがうまくかみ合わないと、男子が女子を責める場面があった。

「ドンマイ!」。ミスが出ると、女子が意識的に声を掛け続け、徐々に結果もついてきた。昨年7月、横浜で開かれた大会では、いつも僅差で負けていたライバルを破り、優勝した。

全国大会に向け、昨年11月ごろから夕方の自主練習を週1回から毎日に切り替えた。学校が終わってすぐに始めても練習時間は30分ほどだが、メンバー同士が一緒に過ごす時間をできるだけ確保した。保護者でコーチを務める田村誠さん(44)は「歯車がかみ合えば成績を残せるチーム。全国では試合ごとにチームプレーがはまっていった」と話す。

2月24日、東京・国立競技場で行われた決勝戦。「ドンマイ! ミスしても取り返せばいい」。試合中、エースの渡辺篤史君(12)が声を出して鼓舞した。川崎さんは「いつもはない言葉をくれた。6年生が最後の試合だったというのもあったのかな」と振り返る。

突破力のある男子を、女子が堅実な守備で支える。ブルーフェニックスらしく戦い抜き、5対1で完勝した。川崎さんは「男女が一緒にできるスポーツってなかなかない。競技人口は少ないけれど、いろんな人に出会えてよかった」と笑った。

◆タグラグビー

ラグビーからタックルやキックを除いたスポーツ。腰につけた「タグ」を対戦相手に取られたらパスを出さなければならない。サントリーカップでは1チーム5人制で試合時間は前後半各7分、ハーフタイム1分。

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