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児童養護施設出身者の進学率向上へ
チャンスがあれば夢は育つ 「人・モノ・金」で仕組みづくり

社会 神奈川新聞  2017年04月13日 11:23

児童養護施設の子どもたちの現状について語る草間さん=3月、横浜市中区
児童養護施設の子どもたちの現状について語る草間さん=3月、横浜市中区

 子どもの貧困問題の解決に向け、行政や市民、企業ができることを探るフォーラムが3月、横浜市内で開かれた。茨城県高萩市の前市長で、乳児院と児童養護施設で育った草間吉夫・東北福祉大学特任教授(50)が基調講演。養護施設出身者の進学率が低い現状や対策の必要性を指摘した上で、訴えた。「チャンスがあれば夢は育つ」-。

 高萩市出身の草間さん。家庭の事情により、生後3日目から高校卒業まで、乳児院と児童養護施設で育った。

 「施設で過ごした期間は18年と9カ月。たぶん日本で一番、長いです。でも、国の政策が良かったから、こんなふうに立派に育ちました」

 3月、横浜市中区で開かれた「子供の貧困対策マッチング・フォーラム」の基調講演。自己紹介の冒頭、こう述べて会場の笑いを誘った。

 児童養護施設には同学年がほかに3人いたが、高校へ進んだのは、草間さんだけだった。卒業後は推薦で大学へ入学。1985年当時、茨城県内の養護施設出身の高校3年生二十数人のうち、大学進学を果たした唯一のケースだったという。

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