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タイから観光客を 国人客低迷の箱根町が、パンフ作成や現地PR活動の取り組みへ/神奈川

社会 神奈川新聞  2013年02月21日 22:26

日中関係の悪化などで中国からの訪問客が低迷する中、箱根町は、訪日観光客数が増加しているタイからの誘客に力を入れる。箱根の魅力をタイ語で紹介するパンフレットを作成するほか、現地でのPR活動にも取り組む。2013年度当初予算案に関連項目が盛り込まれた。

日本政府観光局(JNTO)によると、昨年のタイからの訪日客数は推計で約26万人。同143万人の中国を大きく下回るが、03年には約8万人で、ここ10年近くで3倍以上に伸びている。

外国人観光客数100万人を目指す箱根町だが、尖閣諸島問題など、日中関係の悪化で中国からの観光客が低迷。芦ノ湖での海賊船やロープウエーなどを運行する小田急箱根グループによると、中国の団体利用者は、昨年秋から前年比1割ほどにまで減っている。一方で、「タイ人利用客が増え、本年度は台湾に続く2位になっている」といい、多方面からの誘客を目指す町もタイに注目した。

タイ語で箱根を紹介するパンフレットは初の試みで、日本語・英語との併記を予定。また、本年度に引き続き、町や観光関連団体がタイを訪れて箱根の魅力をアピールする方針で、その際に配布するなどして活用するという。

まだ現地での箱根の知名度は低いというが、山口昇士町長は、「タイの人は温泉やきれいな景色が好きと聞いた。箱根には雪もある。これからの市場として見込めるのでは」と期待を寄せている。

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