1. ホーム
  2. 社会
  3. 伝統芸能を市民が堪能、相模里神楽垣澤社中が記念公演「100年の重みを舞台にぶつけたい」/厚木

伝統芸能を市民が堪能、相模里神楽垣澤社中が記念公演「100年の重みを舞台にぶつけたい」/厚木

社会 神奈川新聞  2013年02月10日 22:56

創立100周年を迎えた相模里神楽垣澤社中の記念公演=厚木市文化会館
創立100周年を迎えた相模里神楽垣澤社中の記念公演=厚木市文化会館

厚木市の無形民俗文化財で創立100周年を迎えた相模里神楽垣澤社中が10日、同市恩名の市文化会館で記念公演を行った。約300席の小ホールが満席になり、詰めかけた市民は伝統芸能の世界を堪能した。

民間で行われる里神楽は200年ほど前に京都の壬生(みぶ)狂言などの影響を受けて現在の形となり、江戸から相模地方に伝わったとされる。垣澤社中は1912年に創立。家元制度をとっており、現在の垣澤勉家元(66)が3代目。

記念公演では垣澤家元が「自主公演は初めて。100年の重みを舞台にぶつけたい」とあいさつ。オープニングの寿式(ことぶきしき)三人(さんにん)三番叟(さんばそう)では、社中が指導するワークショップの受講生が日ごろの稽古の成果を披露。後半、社中のメンバーに入れ替わると笛や太鼓のテンポが激しくなり、舞も荒々しくなって、早くも相模流里神楽独特の世界に引き込まれた。

社中による「八幡誕生」では、現在ではなじみの薄い日本神話の仮面黙劇のため、場面の解説もついた。観客はストーリーを楽しみながら、ユーモラスな演技に笑いをもらしていた。

埼玉の越生(おごせ)里神楽保存会もゲスト出演。幕あいには県民俗芸能保存協会の城所恵子副会長が里神楽の歴史やお面の特徴などを紹介した。

【】


シェアする