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厚木・里神楽社中が100周年、2月10日に記念公演/神奈川

社会 神奈川新聞  2013年01月29日 22:14

100周年を迎え、記念公演を行う相模里神楽垣澤社中(厚木市提供)
100周年を迎え、記念公演を行う相模里神楽垣澤社中(厚木市提供)

厚木市の無形民俗文化財である相模里神楽垣澤社中が創設100周年を迎え、2月10日に同市恩名の市文化会館で記念公演を行う。仮面黙劇の神楽だけでなく、せりふがついた面芝居も伝承する異色の一座として知られる。

里神楽は宮中の御(み)神楽と違い、民間で行われる。200年ほど前に京都の壬生(みぶ)狂言などの影響を受けて現在の形となり、江戸で発展して相模地方にも伝わってきたといわれる。神代(じんだい)神楽ともいい、日本神話を題材としている。現在、県内には7社中ある。

垣澤社中は現在の3代目家元・垣澤勉さん(66)=同市酒井=の祖父・鹿造(1872-1947年)が1912年に家元の資格を得て立ち上げた。地元の厚木市を中心に、伊勢原、平塚市など近隣の神社の祭礼で公演する一方、近年はワークショップを開いたり、小学校を訪問したりと、伝統芸能の普及・継承にも力を入れている。昨年には神奈川フィルハーモニー管弦楽団と共演している。

当日はワークショップの受講生による「寿式(ことぶきしき)三人(さんにん)三番叟(さんばそう)」、応神天皇の誕生の場面を扱った「八幡誕生」、埼玉の越生(おごせ)里神楽保存会による「江戸祭り囃子(ばやし)・寿獅子と大黒舞」、面芝居の「絵本太功記九段目・瓜献上の場」を上演する。家元の垣澤さんは「地元に現在も続く芸能を見てもらえたら」と話している。

入場無料。午後1時開演。問い合わせは、同社中電話046(229)0485。

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