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セミナー講師は少年院経験者、悩める若者にエール/神奈川

社会 神奈川新聞  2013年01月19日 12:21

少年院出院者でつくるNPO法人「セカンドチャンス!」の代表・才門辰史さん(30)を講師に招いた若者向けのセミナーが18日、相模原市緑区のサン・エールさがみはらで開かれた。才門さんは挫折を重ねた経験を振り返り、生きづらさを抱える若者に「人生は何度でもやり直せる」とエールを送った。

主催したのは、若者の就労支援などを行うさがみはら若者サポートステーション。就職などでつまずき、次の一歩が踏み出せなくなっている人が前を向くヒントになれば、と才門さんに講師を依頼した。

才門さんは仲間と傷害事件を起こし、2001年から少年院で約1年間を過ごした。10年に「セカンドチャンス!」を立ち上げ、同じ境遇の若者を支援する活動に取り組む。

約40人の参加者を前に力説したのは「差し伸べられた手にしがみつき、離さないで」。才門さんの立ち直るきっかけは、かつて通ったフリースクールで職を得たことだったという。「スタッフとして働かないかと誘われ、必要とされていることがうれしかった」

少年院を出た後も就職がままならず、再び犯罪に手を染めることが続いたという。「将来への不安、社会に必要とされていない孤独を感じていた。生きづらさを抱える人にも共通する思いではないか」と才門さん。講演の締めくくりに「自分は元犯罪者だが、人生をやり直したいと悩んでいるみんなとは仲間だと思っている。きょうの出会いを大切に一緒に頑張ろう」と呼び掛けていた。

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