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曼荼羅図や板碑 小田原市の重文に指定

カルチャー 神奈川新聞  2017年04月10日 13:17

小田原市指定重要文化財の「絹本著色両界曼荼羅図」の金剛界(右)と胎蔵界(市提供)
小田原市指定重要文化財の「絹本著色両界曼荼羅図」の金剛界(右)と胎蔵界(市提供)

 小田原市教育委員会は、絵画「絹本(けんぽん)著色(ちゃくしょく)両界曼荼羅(まんだら)図」と、安山岩製の塔婆(とうば)「小田原城内大日(だいにち)一尊(いっそん)種子(しゅじ)板碑(いたび)」を新たに市指定重要文化財に指定した。

 曼荼羅図は寳金剛寺(ほうこんごうじ)(同市国府津)が所有。金剛界と胎蔵界(どちらも縦約199センチ、横約134センチ)の対で構成。中世に描かれたとみられ、県内でも最古例に入るという。極彩色できらびやかな曼荼羅図と異なり、朱に墨や金泥などを加えるのみなのが特徴だ。

 城内にある板碑(地上高107センチ、幅77・5センチ、厚さ最大17・1センチ)は小田原や周辺で製作され、14世紀前半に造立された可能性がある。市内で4基確認された安山岩製の板碑と違い、形状などが常総地方(現・茨城県)で見られるものに似ているという。

 今回で、市指定重要文化財は112件となった。


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