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民有地に「自然保全林」、市が導入地権者を10年間支援/横須賀

政治行政 神奈川新聞  2013年01月01日 19:30

横須賀市が保全契約を結んだ自然林。神社の裏手にある=横須賀市久里浜
横須賀市が保全契約を結んだ自然林。神社の裏手にある=横須賀市久里浜

横須賀市は、市内に残る自然林を保全するため、民有地の地権者との契約制度を導入した。既存の制度の対象外となる自然林を保全するため、おととし4月に市が施行した「みどりの基本条例」に位置づけて独自に定めた制度。明治期の前から残る林の地権者が10年間にわたり保全することに対して奨励金を支払う。

横須賀市は2000年に実施した植生調査で、市内の12の自然林を保全の対象とした。6地区は猿島公園や荒崎公園などの公園内にあり、公的管理がされている。残りの6地区が民有地となっている。

民有地のうち東叶神社(東浦賀)周辺、三島社(武)周辺、武山不動尊(同)周辺の3地区にある林は、県指定天然記念物などの制度で既に保全されている。市が今回導入した保全制度は、こうした制度から外れる残り3地区のなかの2地区を対象とした。

今回の対象は住吉神社(久里浜)周辺の1300平方メートルと、大松寺(小矢部)周辺の6300平方メートルの2カ所。いずれもタブノキなどが群生している。

制度では市が地権者に固定資産税や都市計画税の税額、面積から算出した奨励金を支払う。

いずれの自然林も近くに宅地があり、周辺に影響を及ぼさない手入れが必要になることがある。奨励金の拠出額が作業コストに見合わない可能性もあるが「保全に向けた市の姿勢と地権者の思いを形にする」(吉田雄人市長)とした。残りの民有地の1地区についても地権者と交渉を進める。

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