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「福祉パス」年1800円、横浜市が有料化へ条例案/神奈川

社会 神奈川新聞  2012年11月29日 23:13

横浜市は29日、障害者らがバスなどに無料で乗車できる「福祉パス」について、利用者に年額1800円の負担を求める新たな条例案を市会第4回定例会に提出することを発表した。交付対象者が増加する中、事業費の抑制を図るのが狙い。市は当初、3200円を想定していたが市民らから反対意見が相次ぎ、引き下げた。70歳以上に交付している「敬老パス」の切り替えに合わせ、2013年10月から実施する方針。

市障害福祉課によると、福祉パスの有料化は障害者外出支援制度の見直しの一環。有料化だけでなく、交付対象に軽度知的障害者(約7900人)の追加などを盛り込んでいる。

市は「市民意見などを踏まえ、金額を引き下げた。全体的な見直しの中で、市の財政負担が現状よりも増えないよう算出した」と説明。3200円の想定時と同様、1800円の場合でも利用者の約1割が辞退し、事業費の抑制につながるとみている。

福祉パスの交付枚数は11年度で4万9535枚。1800円で有料化すると、約9千万円の収入が見込めるという。

有料化をめぐり、市は敬老パスの利用者負担額を参考に3200円を想定し、今夏に市民向け説明会や意見募集を行ったが、反対意見が続出。市会常任委員会でも金額の見直しや、より慎重な対応を求める声が上がっていた。

福祉パスは、70歳未満で福祉タクシー券の交付を受けていない身体障害者(重、中度)、知的障害者(重、中度)、精神障害者(全員)らが対象の1年間有効乗車券。市内を運行する民営バス、市営バス、市営地下鉄、金沢シーサイドラインで利用できる。

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