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三浦の民俗芸能「飴屋踊り」、23日に披露の舞台/神奈川

社会 神奈川新聞  2012年10月22日 22:11

本番を控え、稽古に励む保存会のメンバーら=三浦市南下浦町菊名
本番を控え、稽古に励む保存会のメンバーら=三浦市南下浦町菊名

三浦市の菊名地区に伝わる民俗芸能「飴(あめ)屋踊り」の発表が23日、同地区の菊名児童会館前で行われる。上演する保存会のメンバーは、約4カ月間の稽古の成果を披露しようと意気込んでいる。

飴屋踊りは江戸時代の街頭のあめ売りが人寄せのために演じたのがルーツとされ、江戸末期には関東の農村に広まっていたという。踊り中心の演目と歌舞伎や狂言を取り入れた芝居からなり、菊名でも地元の白山神社例祭の奉納芸能として夜中まで演じられ、地域の人々を楽しませてきた。

しかし、後継者不足から1989年を最後に公演は見送られるように。長らく途絶えていたところ、亡くなった父親が踊り手だった池田絹代さん(49)ら地元の女性6人が立ち上がる。本来は男性が演じていた踊りを保存会の会長を務める山田幸重さん(80)ら以前の出演者から指導を受けて2008年に復活させた。

今年は6月下旬から農家のかつての出荷所で練習を積んできた。当日は色鮮やかな着物姿で、6演目を披露する。復活前の様子を撮影したビデオからせりふを聞き取り、「仮名手本忠臣蔵」の中の「山崎街道鉄砲渡しの場」を新たに再演する。

市立南下浦小6年の児童(11)は「友達や先生とか大勢の人が見に来てくれる。幕が上がると鳥肌が立っちゃうけど、間違えたくない」と気を引き締める。僧侶に恋い慕われる娘役として初めて舞台に立つ齋藤純奈さん(41)は「昔から続く奉納の踊りということを感じて見てもらいたい」と話す。

上演は午後7時から。雨天の場合は順延。問い合わせは市教委生涯学習課電話046(882)1111。

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