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湘南の海水浴客数:前年比2~3割増、イベントなど奏功でにぎわい戻る/神奈川

社会 神奈川新聞  2012年10月02日 22:39

多くの海水浴客が詰めかけた藤沢市片瀬海岸東浜海水浴場=8月15日
多くの海水浴客が詰めかけた藤沢市片瀬海岸東浜海水浴場=8月15日

湘南地域4市1町の今夏の海水浴客数が2日までに出そろった。各海水浴場とも大幅に客足が戻り、前年比2~3割増。鎌倉市では過去10年で最高値を記録した。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の影響から落ち込んだ昨夏からの回復が鮮明になった。イベントを重点的に開催するなど工夫を凝らしたのも奏功した。

好天が回復を後押しした。7月の出足は鈍かったものの、8月に入り猛暑が続き、湘南の砂浜に海水浴客が詰めかけた。

藤沢市の調べによると、8月は30度以上の真夏日が21日間。土日やお盆休みの期間中に晴天が集中し、気温も上がった。

「イベントを仕掛けていったことが大きい」と話すのは、今夏前年比約30%増の15万9千人が詰めかけた「サザンビーチちがさき」がある茅ケ崎市の観光協会担当者。2011年に始めたステージで、「沖縄ミュージックまつり」などの音楽やお笑いライブを毎週末開催。「普段は海に来ない客層に訪れてもらえた。曇り空でも来客が見込めた」と話す。

鎌倉市の材木座、由比ガ浜、腰越の3海水浴場では、台風の影響で海の家の建設が例年より遅れたが、シーズン本番までに全28店がオープン。市は「さほどの影響はなかった」としている。

茅ケ崎や鎌倉では2年ぶりに花火大会を開催したのも大きかった。

微増に終わったのは「湘南ひらつかビーチパーク」(前年比6・2%増)。「大幅回復を期待していたが、思ったほど伸びなかった」と平塚市の担当者。7月の気温が低かったことや、大雨で相模川や花水川からの流木があり期間中に16回遊泳禁止となったことなどが要因とみている。

一方、平塚で見込まれた客が流れたとみられるのが「大磯海水浴場」。前年比61・6%増と大幅回復した。町担当者は「遊泳禁止になった平塚から大磯に来た人も多かった」と話す。大磯ロングビーチは、海水浴場が期間を終えた9月以降、残暑続きで来場者が増え、7~9月合計で前年比2割増と好調だった。

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