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今夏、三浦海岸に「音霊」 歌手・クレイさん経営の海の家

話題 神奈川新聞  2017年04月02日 10:37

昨年の音霊でのライブの様子(OTODAMA運営事務局提供)
昨年の音霊でのライブの様子(OTODAMA運営事務局提供)

 歌手のクレイ勇輝さんが経営する海の家兼ライブハウス「音霊(おとだま) OTODAMA SEA STUDIO」が今夏、三浦市の三浦海岸にオープンする。同海岸の海水浴場利用者は、昨年は増加に転じたものの減少傾向。有名アーティストらが出演する人気スポットの登場に、地元は若者客の増加やにぎわいの復活を期待している。

にぎわい復活期待


 音霊は、逗子市出身のクレイさんが結成していた音楽デュオ「キマグレン」が2005年に逗子市の逗子海水浴場で開設したのが始まり。14年からは鎌倉市の由比ガ浜海水浴場で営業していた。ここ数年は一夏で4万人近くが訪れる人気スポットで、出演者にもよるが、昨年は10~20代の客が多かったという。今年は、由比ガ浜でレストランを開く一方、三浦海岸ではライブハウスを海水浴場の海開きとなる6月30日にオープンする。

 海の家3区画分(約1260平方メートル)を使用し、最大1千人の収容規模。音霊の運営事務局は9月10日までの開設期間中に3~4万人の来場を見込む。

 市観光商工課によると、三浦海岸海水浴場の利用者数(海開き~8月末)は1971年の約400万人をピークに、ここ10年は30~70万人台で推移。15年は約39万5千人、昨年は約42万7千人だった。活性化に向け地元や民間企業などが知恵を絞る中、平日や雨天時も若者らを呼び込めるコンテンツとして音霊に期待を寄せる。クレイさんも「音楽で三浦海岸を盛り上げたい」とコメントしている。

 県内の海水浴場は近年、海の家の「クラブ化」問題などから規制の強化が相次ぐ。近隣の鎌倉、逗子の両市は海水浴場での音響機器の使用を条例で禁止。逗子市では海の家での音楽イベントもルールで原則禁止となっている。

 三浦市では海水浴場や海の家での音楽活動などを規制する条例はないが、県のガイドラインにならって、市や三崎署なども入る三浦地区海水浴場対策協議会がルールを策定。音楽イベントを行う際は、騒音対策などを記載した実施計画などの提出を求めている。

 同海水浴場運営委員会の大島敬三委員長は「周辺住民らに迷惑がかからないよう歯止めを掛けた上で、音楽で海に若い人を呼び込みたい」と話している。


由比ガ浜に昨年開設された「OTODAMA SEA STUDIO2016」(OTODAMA運営事務局提供)
由比ガ浜に昨年開設された「OTODAMA SEA STUDIO2016」(OTODAMA運営事務局提供)

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