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横須賀発ご当地ソング 精神障害の女性、歌手とコラボ

話題 神奈川新聞  2017年04月01日 02:00

CDをPRする堀越さん(左)と灯織さん =横須賀市船越町
CDをPRする堀越さん(左)と灯織さん =横須賀市船越町

 横須賀市の精神障害者グループホームに入居する堀越弘子さん作詞の「真夏の恋はヨコスカで」がCD化された。作曲は地元出身のシンガー・ソングライターの灯織(ひおり)さん。基地の街・横須賀の独特の情景を、昭和歌謡を思わせる軽快な音楽に合わせて歌っており、2人は「新しいご当地ソングとして、多くの人に親しんでほしい」と話している。

 堀越さんは、グループホーム「メゾンのびのび」(同市船越町)に入居した2013年から通信講座で作詞活動を開始。熱心な姿を見ていた同ホームの職員が、歌詞に曲を付けてくれる人を探し、市立市民活動サポートセンターを通して灯織さんに行き着いた。約10作品の候補から横須賀を歌った「真夏の恋はヨコスカで」が採用された。

 真夏の恒例イベント「よこすか開国祭」に若いカップルが集まる様子を見て、歌詞を思い付いたという堀越さん。〈大胆な君の仕草(しぐさ)が隠れるほどにアメリカの船は大きかったな〉などユニークな表現で横須賀を舞台にした恋を描いている。

 曲は14年に完成。ホームの入所者と職員で「堀越弘子とメゾンのびのびパラダイス」と名付けたチームをつくり、市内のイベントでポンポンを手に踊りながら披露してきた。

 堀越さんが七夕の短冊に書くほど願っていたCD化は、灯織さんが横須賀ゆかりの演歌歌手やロックバンドに呼び掛けて実現。オリジナル曲のほか、ピアノバージョンとロックバージョンも収録したCDが2月に完成した。

 レコーディングに立ち会った堀越さんは「CDになって感動した」と笑顔。灯織さんは「聴くよりも、みんなに歌ってほしい」と、市内でのカラオケ大会を企画している。

 CDは千円(税込み)で販売中。問い合わせは、灯織さん電話090(1044)4342。


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