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救援物資受け入れの態勢整備へ、久里浜港で調査/横須賀

政治行政 神奈川新聞  2012年09月09日 19:52

山がちでトンネルの多い横須賀市内では、災害時に陸上交通路が寸断される懸念がつきまとう。横須賀市は、久里浜港で救援物資を受け入れる態勢を整えるための調査に入った。混雑の激しい浦賀水道の外側にあるため、アクセスしやすいことなどが背景にある。

久里浜港で最大の1号岸壁は水深7・5メートルで、100メートルにわたり耐震強化がされている。災害発生後、港の利用時に障害となる周辺海域の漂流物の調査や除去を、タグボートや漁船、クレーン台船などの協力を得ながら進める構想で、必要な準備を試算している。

ただ久里浜を含めた横須賀港には、コンテナをさばくガントリークレーンが設置されていない。コンテナ船からの荷揚げには移動式クレーンなどを近隣地域から調達する必要がある。

市港湾部は「東日本大震災直後には漁業訓練船が被災地に緊急物資を運んでいる。800トン級の船のほうが、被災時に素早く動くのではないか」とみて、貨物船以外の漁業訓練船などの船舶を前提とした対策を進めるとしている。

横須賀港では今春、港湾関連事業団体とともに事業継続計画(BCP)に関する協議会が発足。官民の役割分担について検討を重ねている。

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