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厳しい残暑まだまだ、8月最後の日曜、水辺など活況/神奈川

社会 神奈川新聞  2012年08月27日 00:48

8月最後の日曜も混雑した藤沢市の片瀬海岸東浜海水浴場
8月最後の日曜も混雑した藤沢市の片瀬海岸東浜海水浴場

8月最後の日曜となった26日、県内の行楽地は多くの家族連れでにぎわった。海水浴場やプールは水着姿の若者らであふれ、緑に囲まれた避暑地には涼を求める観光客が詰め掛けた。横浜では最高気温が34・2度まで上がり、すべての観測地点で8日以上連続の真夏日を記録。今後も晴れる日が多く、厳しい残暑はもうしばらく続きそうだ。

国内屈指の海水浴場、湘南・片瀬海岸(藤沢市)。県内外から訪れたレジャー客でごった返し、砂浜はパラソルで埋まった。台風からのうねりが入り「西浜」の海水浴エリアは遊泳禁止となったが、サーファーらマリンスポーツ愛好者は近くの海に繰り出していた。

海の家経営者らでつくる「江の島海水浴場営業組合」の臼田征弘組合長(67)は、「8月下旬としては人出が多い」。天候不順や放射能問題で客数が記録的に落ち込んだ昨シーズンを引き合いに、「震災の影響は完全に拭い去れた」と話した。

遊泳禁止の反動か、近くの県立辻堂海浜公園ジャンボプールは、今夏最多だったお盆期間最終日(19日=約9千人)に匹敵する人出となった。入場ゲートには朝から長蛇の列ができ、開門時間を30分前倒しに。プールサイドも大混雑となり、職員は日よけテントを増設するなど対応に追われた。

横浜市中区の本牧市民プールには、今シーズン最多の約3900人が来場。8月後半から客足が伸びており、担当者は「こんな時期に最高記録を更新するとは」と驚いた様子だった。

涼を求める観光客に定番の箱根も、芦ノ湖周辺を中心ににぎわいを見せた。ただ、今夏の観光客数は「ロンドン五輪や猛暑の影響で例年に比べて少なめ」(箱根町観光課)といい、今後の伸びに期待を寄せた。

暦の上では暑さが和らぐ時期とされるが、厳しい残暑はしばらく続きそう。熱中症にも注意が必要だ。

横浜地方気象台によると、7・8月の最高気温は平年に比べ0・3~0・5度高い程度だったが、お盆明けに急上昇した。17日に藤沢市辻堂で今年最高の35・9度を記録するなど、19日以降は県内5カ所の観測地点で軒並み30度を超す真夏日が続き、横浜では12日連続になっている。同気象台は「暑さは今月いっぱい続き、9月の気温も平年より高い」と予想している。

気温上昇に伴い、熱中症の救急搬送件数も増加に転じた。県のまとめでは、梅雨明けした7月17日(91人)をピークに沈静化していたものの、今月17日に8月最多の68人を搬送。前年実績は下回る見通しだが、県は「まだまだ油断は禁物」と、9月以降も水分補給など予防策の徹底を呼び掛けている。

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