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米満選手「金」に歓喜、高校時代恩師・作地さん「相模原でお祝いを」/相模原

スポーツ 神奈川新聞  2012年08月14日 14:00

高校時代の米満選手をコーチとして指導した作地さん=相模原市中央区のNSP上溝
高校時代の米満選手をコーチとして指導した作地さん=相模原市中央区のNSP上溝

ロンドン五輪レスリング男子フリースタイル66キロ級で金メダルを獲得した米満達弘選手(26)。相模原市中央区で教室を主宰し、高校時代にコーチとして指導した作地剛さん(35)は「相模原の子どもたちとヨネを囲んでお祝いをしたい」と喜んでいる。

「ついにやりよった」。2人の母校である山梨県立韮崎工業高校で観戦した。「思い出がよみがえり、歓喜がこみ上げた」。中学まで柔道選手だった米満選手のうわさを聞き、試合会場に足を運んだのが最初の出会い。熱心に勧誘し、下宿生活を公私ともに見守った。

監督に叱られたり、不調に陥るとマクドナルドに連れ出した。ハンバーガー10個。とにかく食べさせた。親元を離れて暮らす寂しさも紛らせてやりたかった。ラーメン店にはしごし、食べ残したチャーハンは下宿先に包んで持って帰らせた。

「やめろというまでやめなかった」。練習の虫だった。毎朝のランニングは3年間欠かさずやり抜いた。肘を故障したとき、何げなく「スクワットでもやっておけ」と口にすると、4時間続けていた。

高校2年の秋、国体で全国3位入賞。その後も高速タックルを武器に頭角を現していった。作地さんは3年ほど前に相模原に移り住んだが、ずっと教え子の活躍を見守り続けてきた。

主宰する教室「NSP上溝」に今春招き、壮行会も開催。五輪1カ月前には電話で約束も。「オリンピックが終わったら金メダルを持ってまた来いよ」。「分かりました」の返事が頼もしくうれしかった。

教室の子どもたちも思いは特別だ。女子36キロ級のジュニアチャンピオンの児童(10)は「オリンピックが身近になった。わたしも金メダルをとりたい」。別の児童(7)は「米満選手みたいに強くなった気持ちになれる」と壮行会でサインをもらった練習着で稽古を続けている。

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