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三浦市議が県営住宅入居、基準を上回る報酬/神奈川

社会 神奈川新聞  2012年08月08日 23:42

三浦市議会の佐瀬喜代志市議(57)=公明党=が入居基準を大幅に上回る市議の報酬を得ながら、低所得者向けの県営住宅に住み続けていることが8日、分かった。少なくとも3年前には退去を努力するよう求める通知を受けていた。佐瀬市議は神奈川新聞社の取材に「議員として認識が甘く、申し訳ない。近々、立ち退きたい」と謝罪した。

入居していたのは、県営初声シーサイドタウン(同市初声町入江)。県営住宅の入居基準は原則で控除後の月収が15万8千円以下、障害者などがいる場合でも21万4千円以下。佐瀬市議は月額44万2千円の報酬を得ている。

佐瀬市議によると、市議就任前の1995年に同住宅の3DKに家族4人と入居。99年の市議当選後も住み続け、4期目の現在は家族3人と暮らす。家賃は基準内の月収の場合で1万7400~3万9300円だが、基準を超えたため一般相場並みの6万円程度を支払っているという。

県は基準の月収を超える入居者には退去を努力するよう求め、さらに高額所得と定めた入居者には退去を義務づけている。佐瀬市議は「(入居基準の月収額が引き下げられた)3年前には県から退去を努力するよう求められたが、ずるずるきてしまった」と釈明。退去義務のある月収(控除後で39万7千円)には該当していないとし、いつから収入の基準を超えたかは「記憶がない」という。今後については「残された任期をやっていきたい」と述べ、辞職は否定した。

県住宅営繕事務所によると、県営住宅の平均入居倍率は約10倍で「基準を超える収入の人が住み続けるのは好ましくない」としている。佐瀬市議は党三浦支部長を務めている。

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