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藤沢「交流館」工事で業者 賠償求め市を提訴へ

社会 神奈川新聞  2016年09月06日 12:31

 藤沢市が4月に開設した市民交流施設の工期をめぐり指名停止処分された施工業者が、仮処分を申し立てていた問題で、業者側が申し立てを取り下げ、近く横浜地裁に損害賠償を求めて提訴する方針であることが5日、分かった。

 同市西富に「ふじさわ宿交流館」(2階建て、延べ床面積約376平方メートル)を建てる工事で、昨年9月に着工、今年3月31日に完成する予定だった。

 着工当初から工期が延期されたり、くいを打つ重機を現場に入れる許可が下りなかったりしたことで4月18日完成、30日のオープンとなっていた。

 市側は、工期末間際の3月21日になって外構工事の一部が工期中に完工できないことを把握。市の計画建築部公共建築課によると、この際、業者との間で「手続き上いったん完成したことにして、残る外構工事の一部は『軽微な修理』として扱い4月早々に完成させる」ことで合意していた。

 しかし、市は最終的には「契約上、工期に間に合っていない」契約違反だとして、遅延損害金の請求と6カ月間の指名停止処分を下した。業者は「市との間で合意があった。にもかかわらず『全く知らない』としらを切るのはどう考えてもおかしい」と訴えている。

 仮処分の審尋では裁判所が再三、和解を提案したものの市側が拒んだため、業者側は提訴に踏み切るという。


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